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院長ご挨拶




2008年2月
(平成20年8月)


国立病院機構東埼玉病院のホームページにアクセスしていただき有り難うございます。

 当院は、1944年に結核療養所として創設され、1950年代には800名を越える方々が入 院されていましたが、その後の結核患者の減少に伴い、新たな医療ニーズに対応できるよう、その時々の関係者が非常な努力をして今に至っております。

 この間、結核医療に加え、重症心身障害医療、神経難病と筋ジストロフィー医療など国立病院機構が担うべき「セーフティネット」としての医療に位置づけられている医療を逐次整備し、同時に呼吸器科、呼吸器外科、神経内科、リハビリテーション科、循環器科、内科、外科、小児科、歯科、歯科・口腔外科関連の一般医療も行ってまいりました。

 機構の病院も県のレベルでの地域医療にしっかりした足場を持つことが求められるようになりましたが、当院は埼玉県の結核の最終拠点病院、エイズ治療中核拠点病院として位置づけられるとともに、難病医療拠点病院に指定されていることから埼玉県難病医療連絡協議会の事務局を委託されて、難病患者の在宅医療を支える医療機関、訪問看護ステーション、居宅サービス事業所を支援する活動を行っております。 また、永年の呼吸器疾患診療の実績から呼吸器科と呼吸器外科は医師会との肺がん検診連携やアスベスト検診を行い、リハビリテーション科は大腿頸部骨折や脳血管障害の地域連携パスに参画し、さらに国土交通省短期入所協力事業も担当しております。平成18年には内科(総合診療科)が活動を開始しました。既存の各科を縦糸とすれば同科は横糸の関係で協力して診療にあたるとともに、在宅酸素療法や難病患者の在宅医療の歴史もあることから、がん患者のターミナルケアや高齢者の在宅診療も行っております。

  昨今、医療環境はさらに激しく変化しており、今まで以上の自己変革が求められております。そのなかにあって、当院のもつ利点を活かしつつ、変革すべきは変革し、病院の存在意義を見失うことなく、職員一同が心を一つにしてご利用頂く方々のお気持ちを大切にし、最適の医療を安全に心を込めて行いたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

東埼玉病院 院長
青木 誠

■過去のご挨拶

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