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院長ご挨拶



2019年4月
(平成31年4月)


  東埼玉病院 院長

     正田 良介


 「平成」最後の、そして「令和」として最初になる新年度を迎えました。当院は、昭和19年の開院以来、一貫して慢性疾患の患者さんに対する専門医療を提供してきました。平成の間に、それら専門医療を支え補完し合う、回復期医療や在宅医療などの一般医療の提供も始めています。その時代ごとに、必要ではあるものの、必ずしも民間医療機関では行えないセーフティネット系の政策医療(結核やエイズ、神経・筋難病、重症心身障害者(児)に対する医療)に公的医療機関として取り組んできました。そして、当院は医療機関であると同時に、障害者の福祉施設である面も維持してきました。


 残念ながら、最近数年間は病院をリードしてきた医師を病気や定年退職などで失ってきました。昨年8月に、副院長が着任し、統括診療部長も決まり、新たな管理体制で病院運営が始まりました。新年度からは、新しい事務部長、看護部長をはじめ多くの異動者や新採用者を迎え入れて、本格的な病院の再出発が始まります。今まで当院が担ってきた医療を継続する基本方針に変わりはありません。ただ、令和の時代となっても変わらずそれを継続していくためには、病院職員・病院自体が社会の要望に応えるために変わっていかなくてはいけないと考えています。


 国立病院機構の病院は簡単に経営が成り立っている状況ではありませんが、これまで以上に当院が診るべき(看るべき)患者さんをきちんと診られる(看られる)よう、職員一同で努力していきます。今年度も、変わらぬご理解とご支援をお願いいたします。



■過去のご挨拶

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